マニスガルンガンと儀礼と舞踊
バリ6日目
今日はガルンガンの次の日、マニス・ガルンガンでした。
バリは月曜から日曜までの7曜と特有の5曜の掛け合わせを1ヵ月としており、35日あります。それが半年、つまり210日がバリにとっての一年です。
その5曜がumanis, paing, pon, wage, keliwonです。
ガルンガン当日は必ずkeliwonに当たるそうで、次の日がumanisになるためガルンガン翌日はマニス・ガルンガンとなるようです。
親戚の方の村で儀礼が行われるということで連れて行ってもらいました。
バリ特有の儀礼のため通行禁止
儀礼が交通にまで鑑賞できるのはここならではだなと思います。
簡易の割れ門
13時からだったんですが早めに12時半くらいに到着。
運ぶ際は基本頭の上
儀礼の際に踊りが披露されるそうなんですが、その踊りで使う道具や衣装は家のお寺で備えてから使うそうです。
傘の下に見える四角いかごの中に入ってるそう。
中心のお寺は装飾とお供えまみれ
まずは近くのお寺へパレード兼お祈りへ
一緒に行っても大丈夫なようので、後ろからついていきました。
この下にお寺が
降りてお祈りする人もいれば、上で待つ人も
その辺は自由みたいです。
来ました。
中はこんな感じ
マンク―と呼ばれる僧侶の方がお経を唱えます。
ちゃんと座って待つ人、お喋りする人、携帯触る人…
ちゃんとしたお祈りの時間以外は割と適当
お経の最中にお清め
使用後は入り口の前に
厳粛な雰囲気がしたので、お祈りは気が引けて外で待機。
また上に戻って
このままTaman Sariという地域にある大きいお寺に移動してお参りをします。
さっきよりも人が増えました。
儀礼優先なので、一本しかない道をも塞いで堂々と闊歩
着きました。
クニンガンの際にはここで儀礼が行われるそうで、それだけあってかなり広め
先ほどと同じようにお経、お清めをまず行います。
マンクー
人が多すぎて出損ねたのもあって、近くの人にお祈り用のお花と線香を共有してもらってお祈りしました。
聖水のお清めは人数が多すぎて後半適当になりました。3回口にするのに1回も飲まなかったです。周りの人も、「え、飲んでないけど…」みたいな反応してました。
元居た中心地に戻って儀礼スタートです。
戻ると舞踊がスタート
こちらは男性のBaris Gudegという舞踊の衣装
お供え持ちの女性の方々はこのまま待機
女の子がRejang Dewaをまず披露
どちらもこういう特別な儀礼の際に神様に捧げられる踊りだそう。
2つの舞踊が終わった後はまたマンク―のお経
お供えを持った女性たちが取り囲みます。
間近で見れて良かったです。
終了。
ガムランの音に合わせて謎のグルグルタイム
割とグルグルしてから中へ入って行きました。
ガムラン隊のお兄さんたち
お供え物を取り囲んで線香の煙でお清めみたいなことをしてました。
ついでに写真も撮りまくり。
またしても舞踊スタート。さっきと同じくRejang Dewaかな…
この後、Pendetaという聖職者の方がいらっしゃいました。
上に座ってる人です。
この人が一番偉いそうで、不用意に立ってはいけないと言われました。
みんな座って最後のお祈りを待つ間にTari Topeng(覆面を被った劇調の踊り)が始まりました。
割と長いし
儀礼の際に絶対披露されるそうで、みんな見飽きたそうで悲しいことにほとんどだれも見てない。
儀礼は夜まで続きます。
舞踊も終わって最後のお祈り
これが一番長かったので聖職者の方がお越しになったということもあり、このお祈りが一番重要だったんだと思います。
偶然隣になった日本語勉強中の男の子とも仲良くなりました。
蓋開けてみると連れてきてくれたガイドのおっちゃんの親戚でした。すごいご縁。
お祈り後は女性の方が神様に向けた舞踊を披露して終わり。
端から端まですごい人の数
たくさん見て体験して学んで、かなり密度の濃い一日でした。