ガルンガンとスンバヤンと特別感
バリ5日目
いよいよバリの伝統的な儀礼、ガルンガンを迎えました。
ラーマーヤナで語られる話において、善が悪に勝利したことを祝うための儀礼です。バリはウク歴という210日周期の独特の暦を持っていて、周期の終わり毎にガルンガン、その10日後にクニンガンが開かれます。
ガルンガンはラーマーヤナがどうこうというよりも、みんながバリの正装をして朝はみんな寺院でお祈りするというのが通例らしいです。
正装をすれば寺院に入れるということで衣装を借りました。
白が良いらしいです。
寺院に着きました。
村の寺院に入るのは初めて。
何か言われないか心配しながら中へ
中にはお供え物が沢山
お清め用の聖水
9時半からお祈りで、9時ごろに着いたのでまだチラホラ
お祈りスタンバイ中
大量のチャナン
一つ一つに線香を備えて聖水でお清め
バリの線香はめっちゃ良い匂いします。
9時半になるとほとんど埋まりました。
見よう見まねでスンバヤン(お祈り)に参加
線香の煙でお清めしてからお花を掴んで額の前で合掌。これを3度繰り返します。
お祈り後は聖水で個人のお清め
まずは頭からかけてもらって
3回飲みます。
その後2回頭を濡らすようにかけて
最後にもう一度上からかけてもらいます。
その後、額に米粒を押し付けます。
これは神様からの恵の証らしいです。
お祈りが終わるとお供え物を頂いて帰宅。
一回目で入れなかった人たちが入ってきて第二弾が行われるようです。
せっかくなので正装のままウブド周辺を徘徊してみました。普段とは違う特別感を感じさせることがいくつか。
みんな正装している珍しい光景
車やバイクの前にもお飾りが
お正月の雰囲気です。
他の村の寺院でもお祈りが行われていましたが、連れてきてもらったところがかなり大きいところで良い経験になりました。
持ち帰ったお供え物は家の前のペンジョルにお供え
普段よりも圧倒的に多いチャナンの量
ペンジョルも家ごとに違っていて面白い
何かあるかなと王宮まで行ってみると子供がバロンダンスを披露していました。
バリの獅子舞みたいなやつです。子供なので正直下手でした。
こんな感じでガルンガン当日はバリ人が全員正装なのでそれだけでも違った雰囲気が楽しめました。
踊りを路上で披露してチップをせがんで練り歩く団体もいくつかあって面倒くさかったですが、それも含めて特別な行事なのかなと思いました。