スカーフと令和と地元
アチェ3日目
帰ったら夜で更新する元気がなくて後追い投稿が続いていますがご勘弁を。
一応更新しとくくらいです。ずっと涼しい部屋でゆっくりしていたので…。
今まで日本との時差1時間の生活を1ヵ月と少し過ごして、ここに来て更に1時間マイナスになったのが大したことないと思っていたのに微妙な感じです。
家にいて得た収穫としては、女性がスカーフ巻いてないのを初めて見たことです。
ムスリム女性の中で色々種類があるみたいですが、インドネシアでは右から二番目のが主流。
ただ、イスラムが強い地域だからか一番右は割と見かけて、左から二番目も何人かいました。
家ではふつう着けないというのは聞いてましたが、本当なんだと思いました。そういう光景を見るのが初めてだったので新鮮でした。
そういえばお子さんが何人かいるけど、彼らも家では全く巻いてないことに気付きました。
後から聞くと、祝日だったみたいで観光地は閉まってたかもしれないとのこと。結果オーライの休養でした。
通りで朝からみんな家に居たわけだ。
5月1日と言えば、元号が変わった時もこっちは夜の22時でなんか置いてけぼりな感じでした。
天皇陛下や元号が変わることの凄さ、尊さが正直しっくりこないし、日本にいないのも相まってまだよく分からない感じです。
ただ、インドネシアでも新聞やニュースで報道されていて、知り合いの人たちは
- 凄いことなんだよね?
- 平成と令和は何が違うの?
- お正月みたいにお祝いするの?
などなど興味を持って聞いてくれるんですが、あんまりうまく説明できませんでした。
和暦とか天皇象徴制とか独自のシステムを日本人なのに説明できないもどかしさを感じました。今アチェに来て歴史とか文化とか勉強していますが、ひるがえって自分の地元のことってあんまりよく分かってないなと。
というか、地元の歴史とか勉強したとしても興味のある人なんていないんじゃないかなと思いました。
「地元どこ?」って聞かれて名前答えて「何があるの?」って聞かれると大きいショッピングモールと便利な駅と…みたいな答えしか出ない。
便利なのはいいことだけど、地域の価値が「利便性」のみに終始してしまっているのは少し寂しいなと思いました。
かといっていあの便利な生活を離れると支障をきたすレベルに慣れてしまっているので、どうにもこうにも手遅れではありますが。日本には無くて(かつてはあったのかも)こっちに居て感じたことです。
ってな感じで思ったことをつらつら書いてみただけです。