力試しと発見とやりたいこと

「その時、何をして、何を思ったのか」を綴る僕の留学記。毎日更新予定。ありのままの様子を書きたい。インドネシアは、人々の生活の様子や習慣ひいては宗教との関わりを現地から自分の目で見て、味わって、体験したい。

コピ・トゥブロクと最後の夜とお土産

アチェ15日目

アチェ滞在最終日です。一時帰国から三週間後に再び訪れるという狂行でしたが本当に楽しかったです。

 

アチェでやり残したことを思い出したので連れて行ってもらいました。

それはKopi Tubrokを飲むこと。

聞くところによると唯一飲めるカフェへ

f:id:yanabroad:20190617225908j:image

 

ほぼ野外
f:id:yanabroad:20190617230003j:image

 

友人と二人で行ったんですが、その友達がいて相席することに。これぞアチェスタイル。

これがコピ・トゥブロク
f:id:yanabroad:20190617225912j:image

「さかさまで飲むコーヒー」とは聞いていたんですが現実に目の当たりにすると中々な光景です。

 

一緒にバクワン(左)とテンペ・ゴレン(右)をつまみながら
f:id:yanabroad:20190617225821j:image

バクワンはトウモロコシ入りのパリパリチヂミみたいな感じ。めっちゃ美味しかった。

一方テンペは豆でできた発酵食品系でインドネシアでかなり主流の食べ物です。

個人的にテンペはあんまり好きじゃないです。それを言うとインドネシア人は「納豆は食べるもんじゃない」とか言ってきます。お互いのポジションが似たような感じの食べ物です。

 

さて本題のコピ・トゥブロクですが隙間から頑張って飲むんだと思ってめっちゃ吸ってました。でも全然飲めない…。
f:id:yanabroad:20190617225927p:image

どうやら飲み方が違うようです。

 

あんまり絵面は綺麗じゃないですが。皿とグラスのちょっとした隙間に空気を吹き込む感じで軽く吹きます。
f:id:yanabroad:20190617225904p:image

 

すると少しずつ出てきます。
f:id:yanabroad:20190617225936p:image

 

受け皿に出たコーヒーを飲むというのが本当のやり方
f:id:yanabroad:20190617225955p:image

 

段々慣れてちゃんと最後まで飲み切れました。

f:id:yanabroad:20190617231204j:image

現地の友達も今日が2回目と言っていたので中々レアなんだと思います。

普通のコーヒーの方がお洒落でウケがいいので最近では消えつつあるとのこと。せっかくなので飲むことができて良かったです。

 

さて、最後の夜はサテマタンマンゴージュース
f:id:yanabroad:20190617225943j:image

相変わらず美味かったです。頻出のテロンブランダは売り切れでした。インドネシア屋台で売り切れは日常です。ちゃんと仕入れろよって思うくらいの頻度で売り切れって言われます。

 

忙しい中、最後の晩御飯に付き合ってくれた友達にも感謝です。

f:id:yanabroad:20190617235359j:image

 

そして嬉しいことにお土産を貰いました。

f:id:yanabroad:20190617231004j:image

何度も遊んだ友人からも、今日会ったばかりの人からも「これ持ってきな!」と言わんばかりに渡してくれました。

 

授業があるわけでもないのに合計1ヵ月弱もアチェに滞在したからか、「アチェのどこが好き?」って沢山に人に聞かれてきました。大体誰かと一緒にご飯を食べたりンゴピしたり遊んだりしていた時だったので「こうやって会ったばかりなのに迎えてくれて一緒に楽しく過ごせるから」と答えてきました。

 

思い返すと一見アチェじゃなくてもできそうなことが多い気もしますが、アチェの人とだからできることばかりでした。一緒にご飯食べたり、ンゴピしたり、ビーチに行ったり…

 

前回のインドネシア滞在期間も元々はアチェに行くかすごく迷っていました。宗教が強いって話は聞くし、大丈夫かなぁ…と不安でしたが、せっかくだし行ってみようと思って来ました。あの時行くことにして良かったなと思います。

アチェに限らず、今回のこの独自の留学スタイルで行っていなければ会えなかった人々が多過ぎるのでナイスな判断だったと自負しています。

 

今の想いを綴るとなんかもう帰国するみたいですが、引き続き様々な場所で生活しながら宗教という切り口から文化や習慣を学んでいきたいです。

時にはというか割と頻繁に観光も挟みながら楽しみながら…。