レバランの弊害とベベックとアチェ化
アチェ9日目
今日は友達が各々用事があってノープランでスタートしました。
結局、特に外出はせずにホテルでゆったり過ごしてました。以前は1人で周るのが当たり前でしたが、アチェに居ると友達と過ごすことが当たり前になってしまったので暑いし、金かかるし、寂しいし無理して出かけなくても良いかと思って引きこもってました。
午前はゆっくりして、いざお昼を食べに行こうと思って問題発生。
開いてる店がねぇ…
レバランの弊害です。
ミーアチェとサテマタンが美味しかったのでもう1回食べに行こうと思って店に行きましたが、そもそも開いてなかったり、14時から開けるよ~とか言われたり…
ようやくお客が入ってる店を見つけて入ったは良いものの、鶏肉メインのお店なのに鶏肉が売り切れ。
食べ物は選択肢1つでミーアヤム(鶏肉入りの麺)を注文。こっちのラーメンみたいな感じです。
12000ルピア(100円弱)でした。安い。
ラマダンの時期に店が開かないのは聞いていて覚悟してましたが、レバラン後はせいぜい5日くらいと聞いていました。
でも蓋を開けてみるとみんな田舎に帰省していて全然帰ってこないから店が開かないし、店が開かないから材料の調達が間に合わなくて品切れ続出で弊害まみれ。意外とレバラン後の方が食べ物探すの難しいです。
夕方から友達とンゴピ(コーヒーを飲む) ようやく近くのカフェが開きました。
ミロ・エスプレッソを注文
甘さと苦さが程よくて美味しい。
友達はアボカドコーヒー頼んでました。ちょっともらいましたが、アボカドが強くてアボカドシェークみたいでした。
ほんとはみんなでご飯を食べたかったんですが、集まりも悪いし今日のところは解散しました。インドネシアだったら安いので毎日外食になりますが、みんなちゃんと家にご飯あるししょうがないなーって感じです。
こっちの屋台で食べてると物乞いの人が何組かやって来て、微妙な気持ちになるのでどうせ1人ならとお持ち帰りしました。
持ち帰りの時は「ブンクス」と言えば大丈夫です。
意外と美味しいベベック(アヒル肉)
柔らかいし、味も好きです。インドネシアだと鶏肉が主流ですが大抵が胸肉で少し硬い。個人的にベベックの方が好きです。
ちなみに15000ルピア(120円くらい)
そんな感じで意外と食糧調達に苦労しながらゆっくり過ごした1日でした。
こんな1日の過ごし方は日本だと中々できないと思うので貴重に感じます。アチェの人たちは本当に働いてるの?って疑問に思うくらい昼間からカフェに入り浸ったり、その辺でタバコ吸いながら談笑したりしてます。必要な分だけ稼ぐ働き方なのかなと勝手に捉ていますが、プライベートの時間の大切さを身に染みて実感しています。
「今日何してたの?」って聞かれて「何もしてないよー」って平気で答えてヘラヘラしてる自分がいて、ちょっとアチェ化したのかな?と思いました。こういう生き方もアリだなー、羨ましいなーと思います。まぁその選択をするかどうかは別ですが…
とはいえ、明日はもう少し動けたらいいなと思います。