力試しと発見とやりたいこと

「その時、何をして、何を思ったのか」を綴る僕の留学記。毎日更新予定。ありのままの様子を書きたい。インドネシアは、人々の生活の様子や習慣ひいては宗教との関わりを現地から自分の目で見て、味わって、体験したい。

自分の力量と限界と遣る瀬無さ

バリ20日目(振り返り)

この日もまだ熱が上がったり下がったり。

朝以外は食べに行かないとどうしようもなかったので、昼夜兼用にして徒歩数分圏内のところへ

謎のチップスのサービス

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「何これ?」と聞くと「美味しいよ😊」と言われました。

美味しかったです。

 

朝から気分も優れないし不安な気持ちもあるし、なんだかカオスな感じ。

というのも

 

  • もっとチャレンジできると思ってた
  • 自分の適応力への過信
  • 思ったより体力がない
  • 一人でも平気は案外違う
  • せっかく良い機会に恵まれたのに
  • 何のために村に来たんだろう

 

色んなことが頭をよぎりました。

元々、何かに飛び込んでみよう!みたいなチャレンジ精神は人よりあると思っていたし、新しい環境でもそこそこうまく適応できる自信もあったので今回の計画は自分に合っているものだと思っていました。

それもあって、収穫をたくさん得られるように成功させる自信も少なからずありました。

 

ただ、こんな弱った状態になると自分の力量がいかに小さいものかと考えさせられました。

 

そして同時に限界も知りました。

体力の無さは今とても感じています。

 

大学のプログラムを利用して1,2,3回生の時に2週間内容は異なりますがインドネシアに行く機会を得て、色々なことを体験してきました。

これら3回の時は朝から夕方まで何らかの予定があって毎日大変ながらも充実していました。

 

一方、今回は生活の面を覗くという目的もあり、丸1日出かける日はそこまで作らずに毎日無理せずやってきたつもりでした。

それにしても体調不良というのはもう衰えを感じるしかなかったです。

 

海外で働くとかカッコイイなって思ってましたが、この時は特に

「自分には無理だな」「日本に居てぇ…」

と痛感しました。

 

そしてこの弱った状況に自分一人。

勿論ホストファミリーがいてくれるのは心強かったですが、見知らぬ土地の、ましてや村で…というシチュエーションが正直不安でしかなかったです。

 

出国して初めて親と電話しました。

ずっと実家暮らしで、2週間以上家を離れることがなかったので余計に親の安心感を強く感じました。

 

自分は一人で居る時間も好きだから大丈夫と思っていましたが、案外弱いなと自覚しました。

 

そして最後に遣る瀬無さ

この前日に結婚式が取り行われていました。少しでも見に行こうと思ったんですが、その少しの元気も出ずに賑やかな声を聴きながらベッドの上に居ました。

 

次の日には満月の儀礼もあるのに、このままだとシデメンでやりたかった二大イベントを逃してしまう。

良いタイミングで来れたのに…

来た意味ないじゃん…

と落胆していました。

 

そんなこんなで体調崩しているときはマイナス思考になりがちですよね。

忘れないうちに、この日の分の気持ちを残しておこうと思いました。