日曜朝市と地質学博物館とキタナン
バンドン6日目
バンドン最終日です。今日の夜に夜行列車で移動するので昼過ぎまでは観光してきました。
日曜朝市のパサール・ガシブへ
パジャジャラン大学の目の前です。
10時過ぎくらいに着いたので人は思ったよりも少なめ
服を中心にいろんなお店が出ています。
狭い路地は特にスリに注意です。
車道の脇道にもお店をがいっぱい。
子供向けのエリアも
植樹をまたいだ向こうにも店が広がっています。
歌のご披露も
思いっきり被ってて肝心の歌ってる様子が見えない。
楽器隊の演奏も
演奏後にチップ要求されますが普通に断っても大丈夫です。
せっかくなのでバンドロスというお菓子を賞味
名前的にバンドン限定的なものだと思います…多分
パンケーキみたいな普通のタイプと白いココナッツベースの二種類がありました。
どっちも6,000ルピア(50円しないくらい)
それとピサン・ゴレン(揚げバナナ)という有名なお菓子があるんですが、それに似たピサン・ボレンがオススメらしいので持ち帰って食べました。
パイ生地にチョコと一緒に包んであって美味しかったです。
一緒に売ってたブルーベリーとイチゴジャムのパイも買いました。全部1つ3,000ルピア(25円くらい)
せっかくなので近くにある地質学博物館にも行ってみました。
入り口には堂々の偽物マンモス
日本占領期から歴史があるようです。
入ってすぐはこんな感じ
厨二心くすぐられる画面。
色んな石やら結晶やらの展示
インドネシアの火山の分布
全部で100以上もの活火山があるようです。
アメジストの結晶
ショーケースに入ってないので偽物だとは思うんですけど、ちょっと持った感じしっかり重かったので不思議でした。
アンモナイトの化石
2階に上がって地質学のメリットと被害のブース
ジョグジャカルタにあるボロブドゥール遺跡は火山の噴石を使って建てられたそうです。
地震のシュミレーターがあったのでトライ
画面にゆれる街並みの風景が映ります
震度2か3くらいでした。
火山灰を被ったアレコレも展示
最後に地質学の資源に関する展示
石炭やニッケルなどインドネシアで採れる資源が床一面に
概観はこんな感じ
何度も博物館に行っていますが終盤になればなるほど真面目に説明を読む気力が失われていきます。
入り口近くに木の化石もありました。
博物館近くにヒンドゥーのペンジョルが
祝い事や儀礼がある時に建てられるものです。バリ島ヒンドゥー教寺院の総本山、ブサキ寺院にちなんで龍を模しています。
ブサキ寺院が気になる方はこちらから。
そして滞在先の近くにもペンジョルが
やっぱりバンドンはヒンドゥーとイスラムが混ざっている印象を受けます。
ほぼ真横で儀礼の最中
路上にステージ作ってダンドゥットショーが開かれていました。
ダンドゥットはクラブで流れるような音楽のイメージで女性歌手がセクシーな感じで歌ったり踊ったりするやつです。イスラム的な観点から今までも物議を醸してきた文化の一つです。
最初は結婚式かと思ってましたが、Khitananと呼ばれるイスラムの儀式の一つなんだそうです。いわば割礼の儀式。「もう大人だねー」ってことでお祝いしているみたいです。
通りかかって目にした程度ですが、こんな儀礼があるとは知らなかったので勉強になりました。
イスラムの儀礼なのにヒンドゥーのペンジョルを建てるという混ざり合ってる感じがジャワっぽいなと思いました。
今まで「ヒンドゥーのバリ」、「イスラムのアチェ」など「インドネシアの○○教と言えば…」にあたる地域を重点的に周ってきました。それはそれで勉強になりましたが、宗教的に少し寛容なジャワ島の都市、バンドンではまた違った側面を見ることができてこれまた勉強になりました。
それでは半日かけての列車移動。気を付けて行ってきます。