仮面ライダーとホラーと一人晩酌

バリ25日目

バリ滞在最終日です。今回観光ビザで入国しているので30日を超える滞在は違法になってしまいます。そのため一旦出国して再入国する予定です。

明日から5日ほどマレーシアのクアラルンプールに滞在します。

マレー語はインドネシア語と近いそうなのでどれくらい通じるもんなのか試したいと思っています。ほぼほぼ観光の予定です。

さて今日はせっかくなので映画を観に行こうと思い、GO-TIX（GOJEKの映画予約ツール）を使って公開映画を調べていました。

え、仮面ライダー観れるの…？

調べてみると4月17日公開らしい

観に行こう！！

仮面ライダー、スーパー戦隊の特撮は今でも視聴している特撮オタなのでインドネシアで仮面ライダーの映画見る機会なんて早々無いと思い、即決。

プラザ・レノンというモールの映画館でした。

チケット購入時は全席空席でした。実際カップル一組もいた。

価格は45,000ルピア。400円くらい

全員一律で同じ金額です。映画館、映画のタイトルによって誤差があるようですが差はあんまりなさそう。

入場時にカメラの持ち込みがないかカバンの中身を確認されました。こっちの方がその辺はちゃんとしてるなという印象です。

シアターはそんなに大きくないです。

椅子はめっちゃフカフカでした。日本より良いかも。

実際、音声と字幕はどうなってるんだろうと思ってましたが、音声は日本語で字幕はインドネシア語と英語のどっちもがずっと流れていました。

気になったのは「仮面ライダー」の訳

英語はそのまんま "Kamen-rider" でした。

インドネシア語では "Ksatria baja"

Ksatria はカースト制度のクシャトリアが出てきました。武人の階級ですね。一方、Baja は「鋼」とあったので直訳すると「鋼の武人」というところでしょうか。

ただもう少し調べてみると、Bajaというホンダ製のオフロードバイクがあるようで、結構有名みたい。

インドネシアでは車、バイク共にほとんど日本車が流通していてホンダの名前も知れ渡っているはず…。

もしかしたらライダーの部分をBajaと訳したのかもしれません。

こうして色々考えると面白いなと思いました。

インドネシアの映画館来て、仮面ライダーだけで帰るのもどうかと思ったのでもう１本。

インドネシアのホラー映画の「Sunyi」

17歳以上の表記があるのでビクビクしながら劇場へ

まぁインドネシアの映画だしB級かなと舐めた態度で観たんですが、

予想以上に面白かったです。

名門高校が舞台の話で、1年生は奴隷、2年生は人、3年生は王という階級制が伝統としてあります。この生活を乗り越えると、学校のネームバリューで将来安泰。

このことを親や先生に言うと学校内で”社会的に死ぬ”ため、服従するしかないとのこと。

奴隷はトイレ、食堂、図書館の使用が禁止されていて上級生と鉢合わせになるとその場で腕立てのパワハラ。

10年前にこの階級制度によるいじめで3人の学生が亡くなったという噂がある中で、霊感のある主人公の男の子が入学してきます。

やや過激なところもありましたが、総じて面白かったです。観て良かった！

モール内にはダイソーも

所々荒らされた跡がありましたが…

以前紹介したパパヤもありました。

こんな感じで一気に日本要素を味わえるので個人的にはグッドでした。

夜はビンタンで一人晩酌です。

最後のバリの夜に乾杯です。

さて、いよいよバリともお別れです。

来た時は遥か先だと思ってた出国日も明日に迫りました。

無事マレーシアに着けることを祈って荷物詰めます。

おやすみなさい！